2015年10月18日 20:12
60年ほど前の遠州地方の秋の刈り入れ風景です。
田んぼに稲が実って、家族総出で稲刈りをしました。
刈った稲をスガイと言う藁で作ったひもで束ねます。
束ねた稲は竹と丸太で作った高さ5mほどの
ハズと言う稲を干す装置に差し込みます。
ハズの下まで牛車やリヤカーで稲を運び、一束づつ投げ上げます。
母が下から投げて、父が上で受け取りハズの中に差入れます。
大変な労働でした。藁屋根の家、田んぼ、牛車、
稲刈り、ハズ等を懐かしく描いてみました。