源氏物語 31帖 真木柱 柱の割れ目に和歌を
石山寺に源氏物語画帖があります。その中に真木柱の絵があって、
家を去る髭黒の娘が、和歌を柱の裂け目に入れる絵があります。
和歌の意味は「今日を限りにこの家を離れても,
(もたれかかって)慣れ親しんだ真木柱
(杉やヒノキの柱)よ。私を忘れないで下さい。」です。
父に捨てられた子供の悲しさを雪と雪明りで表現しました。
次は真木柱の最終です。
前回の狂気の北の方と
今回のこの雪の絵を合わせて表現します。
母と子の失意と哀しみを扇面で表現してみたいです。
楽しみにしていて下さい。
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