源氏物語 38帖 鈴虫 最終版

三月三日ひな祭りです。着物に描いてみました。
鈴虫の最終版です。
若かった源氏も歳をとって、読み手に人生の無常観を感じさせます。

この鈴虫の帖は
熱き血を感じながらも、
老いを受け入れていこうとする源氏の
葛藤を紫式部は描いています。

短い一生を美しい声で鳴いて最後までメスたちを
楽しませる鈴虫の姿は源氏そのものなのかもしれません。







源氏物語38帖 鈴虫 最終版



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この記事へのコメント
暖かいコメント有難うございます。この作品にもの悲しさが漂うのは、源氏の最愛の妻「紫の上」の病気と次々回の御法の帖での紫の上の死、続く41帖「幻」42帖「雲隠」の伏線の帖だからだと思います。源氏は最愛の妻を見送り、多くの女たちの出家を見送り、人生の無常を突き付けられたまま死んでいきます。
Posted by アートビタミンアートビタミン at 2017年03月04日 17:37
こんばんは 
わ~! 月の光に照らされて 二つの影が楽しそうに
どこに行くんでしょう????
でも少しもの悲しさを感じる絵になったと思いますが。
Posted by みつこ☆彡みつこ☆彡 at 2017年03月03日 20:40
大胆な着物の柄になりましたね。
Posted by バンデンバンデン at 2017年03月03日 16:58
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源氏物語 38帖 鈴虫 最終版
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