2017年05月22日
源氏物語45帖 橋姫 象徴的に表す
45帖 橋姫 前回の作品をベースに新しい「橋姫」の作品作りに取り組んでみました。月と琵琶と撥をモチーフにして、象徴的に描いてみました。簾(すだれ)を透明にして琵琶や撥(ばち)が見える様にしました。
パソコンワードで絵画制作 現代的で独創的な作品を目指します。
2017年05月22日
45帖 橋姫 前回の作品をベースに新しい「橋姫」の作品作りに取り組んでみました。月と琵琶と撥をモチーフにして、象徴的に描いてみました。簾(すだれ)を透明にして琵琶や撥(ばち)が見える様にしました。
2017年05月18日
宇治市は京都市に隣接していて、琵琶湖を源流とした宇治川(淀川)が流れています。政争に敗れた八宮は、宇治川のほとりに住んでいました。絵では、前面に宇治川を、左上に山麓から上る月。故事をひとひねりして、月を、琵琶の撥で捕えると言う中姫を右に描きました。物語...
2017年05月15日
薫は八宮の人柄に魅かれ、たびたび宇治を訪れるようになります。そこで、竹垣根の隙間から月光の下で琵琶と筝を奏でる姉妹を見つけ、お姉さん(大君)に魅かれます。姉妹の会話に月を撥で呼び寄せようと冗談を言い合う場面があります。この場面を描こうと思い、まず琵琶を...
2017年05月12日
45帖 橋姫を今、考え中です。なかなかまとまらず、制作が進みません。しばらくお待ちください。内容はいわゆる「宇治十帖」の幕開けで、「大君に魅かれる薫」と「出生の秘密を知ってしまう薫」の話からです。宇治十帖は今までの源氏を中心とした明るいエネルギッシュな...
2017年05月06日
44帖 竹河です。竹河は斎宮近くの川の名前で、禁断の恋を象徴する催馬楽なのですが・・・。題名とは違って、浮いた話も恋も禁断も皆無です。今回はワードの線描を使って表現しました。このマウスを使っての手描きは、肩の筋を痛めますが、意外とおもしろく、やってみると...
2017年04月29日
43帖 紅梅です。源氏香は最初の香と4回目に回って来た香とが同じで、2番,3番,5番は異なります。物語は大納言が匂宮に紅梅を添えて歌を届ける話です。紅梅を背景にして、あでやかな源氏香図を描いてみました。
2017年04月25日
42帖 匂兵部卿の組香図です。源氏組香は後水尾天皇によってなされた文芸復興で生まれた聞香です。戦国時代の終焉と貴族文化、武士文化の拮抗の中で開花しました。源氏組香図を柱で表し、立体的に描いてみました。考え方は同じですが、今までの香図とはやや趣が変わりまし...
2017年04月18日
41帖 幻の源氏組香図です。香は1回目と最後の5回目と同じ香で、2,3,4とは異なる香です。41帖の組香図は最初と最後の香が同じなので源氏の生と死を象徴しているように感じます。源氏の愛した月の形で描いてみました。雲隠れの香図はありません。源氏が死んでしまった...
2017年04月11日
幻は源氏の最後の登場場面となります。源氏は何につけても紫上を思い出します。この帖は蛍兵部卿の宮の訪問を受け、紅梅を見て紫上を偲ぶ場面から始まります。その時源氏が読む歌は「わが宿は花もてはやす人もなし、何にか春のたづね来つらむ」です。読み進めると、紅梅が...
2017年04月05日
41帖「幻」の源氏は爺さんになって紫上を偲ぶだけです。どのように描いていいのか今悩んでいます。そこで、以前に制作した作品を紹介します。1帖 桐壺 源氏は桐壺帝の皇子として生まれました。高麗人の予言をうけて光君と名付けられます。桐壺帝なので単純に桐を描い...